自律神経失調症

自律神経失調症とは

自律神経失調症は神経が傷ついたり、内臓に何か病気が起きているわけではありません。ただ、神経の働きが乱れているだけです。見たり、聞いたり、触ったりして得た情報が、上手く伝わらず、誤信号となり、それを脳が正しい信号と誤解して、誤作動が起こっている状態といえます。このような神経の間違った行動を元に戻すお薬は、現在のところありません。お薬を飲んでも効かないことが多いのは、このためです。

人のからだには、自分の意志で動かすことのできる「体性神経」と動かすことのできない「自律神経」があります。体性神経の代表は、からだを動かす時に使われる、「運動神経」です。この神経を自分の意志で使って、からだを自由に動かしています。自律神経は、交感神経と副交感神経より成り立っています。「食べる、寝る、感情など」の本能に関することを、コントロールしています。

自分の意志で自由に変化させることはできません。交感神経と副交感神経は、お互いに拮抗しあい、両方のバランスがある程度取れています。それにより、生命を維持しています。ただ、お昼の間、起きて活動しているときは、交感神経がやや優勢で、夜、寝ているときは、副交感神経がやや優勢です。この状態が崩れたものが、「自律神経失調症」といえます。


自律神経失調症における鍼治療


まず、お話をしっかりと聞くことから始まります。

どのような病気でもそうですが、特に自律神経失調症のような病気の場合は、しっかりとお話を聞くことが大切になります。現在のおからだの状態だけでなく、どのような経過をたどってきたかなども大切な情報になります。鍼灸治療を進めるにあたり、肩凝り、腰痛などのからだの症状がある場合は、まず、そちらからアプローチします。

これは、自律神経失調症の根本を改善する整体・鍼治療は、「気」(エネルギー)に焦点を当てた治療になります。凝り感や痛みを起こしている原因を先に取り除いておきますと、「気」の調整が上手くいきやすいからです。「気」がからだを巡るにあたり、先に邪魔をするものを取り除くというわけです。


  その後、「気」を調整する整体・鍼治療をします。選択するツボは、主に、肘から下の腕や膝から下の脚にあります。その中から、患者さまのその日、その時の状態に一番良いツボを数か所、選択します。選択するツボが、毎回、異なることもあります。
そして、「気」の調整をしていきます。

これらのツボは、生理学的にも、その有用性が明らかにされてきています。手や足のツボを刺激すると、そこにある神経から、脊髄に信号が伝わり、更に脳の視床下部へと伝わっていきます。そして、脳から快楽物質や痛みを改善する物質を出すように命令が出ます。「気」の調整をした後に30分ほど、そのままの状態でいてもらいます。

この時に、手足にムズムズ感や、ぼんやりと重い感じ、あるいは眠くなったりすることがあります。この場合は、その流れに乗って頂ければ、施術の効果は上がります。また、このようなことが起きなくても、整体・はり治療の効果は出ますので、安心してください。

頭痛とは

頭痛のタイプ

大きく分けて2つのタイプがあります。

①一次性頭痛

頭や体には頭痛の原因となる他の病気は見られません。しかし慢性的に頭痛が起こります。頭痛患者さんの多くがこのタイプです。片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがあります。

②二次性頭痛

別の病気が原因で起こる頭痛です。くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍などがあり、生命にかかわる事もあります。直ちに医師の診察を受ける事が大切です。


危険な頭痛の特徴

今までに経験したことがない頭痛

急激に起こった頭痛

意識障害を伴う頭痛(もうろうとなる)

痛みが数日かけてどんどんひどくなる頭痛

原因不明の、高熱、嘔気、嘔吐を伴う頭痛

手足の麻痺、物が二重に見える、言語障害、などの神経症状を伴う頭痛
 

くも膜下出血

出血する前までは無症状の事がほとんどですが、一度出血すると突然激しい頭痛が起こり、吐き気や嘔吐を伴います。“後ろからバットで殴られたような“などと表現する患者さんもおられます。出血の程度により、他の神経症状がほとんど無い場合もあれば、重篤なものでは意識を失い昏睡状態に至る場合まであります。


脳出血

手足のしびれや麻痺・意識障害・ろれつが回らなくなるといった症状を伴い、頭痛が徐々に強くなります。

 

脳腫瘍

腫瘍が少しずつ大きくなるに従い、脳圧が上昇し頭痛が悪化します。ですから数年~数ヶ月の単位で少しずつ頭痛がひどくなります。多少の変動はありますが、一度悪化した頭痛が自然に改善する事はまれです。頭痛の他に、嘔吐やけいれん・手足の麻痺・言語障害・視力の低下・視野が狭くなるといった症状が現れる事もしばしばみられます。
髄膜炎、脳炎

激しい頭痛と38度以上の高熱が同時に出現するのが特徴です。うなじのあたりが硬くなったり、嘔吐がみられます。後頭部に強い痛みを感じることが多いという特徴もあります。また意識障害やけいれんを生じることもあります。

 

慢性硬膜下血腫

お年寄りに多いですが、若い人にも起こります。軽度の頭部の打撲の後、数日~数ヶ月間かけて血腫が頭蓋骨の内側に溜まります。従って徐々に頭痛が悪化します。また脳が圧迫されるためぼけ症状や麻痺も同時に悪化していきます。

 

一次性頭痛(慢性頭痛)を持っている人の場合、二次性頭痛が発生しても「いつもの頭痛だ」と考えて放置してしまうケースがあります。しかし、このようなケースの頭痛は、上記の通り命に関わる病気の症状として発生している場合もありえます。痛みの程度、その他の症状などからいつもと違うと感じた時にはすぐに医療機関を受診しましょう。

 

片頭痛

月に回から数回、強い痛みが生じます。頭痛が出現してから強まっていくときには、ズキン、ズキンと脈打つ様に感じかなりひどく痛みます。

仕事や家事を続ける事が困難な程度です。人によっては頭痛が現れる前に何らかの前触れを感じます。例えばギザギザ模様の光が徐々に視界に現れ眼が良く見えなくなります。

頭痛時には、明るい光や大きな音が嫌に感じ、嘔気や嘔吐などの症状を伴います。この頭痛の特効薬として最近登場した薬がトリプタンです。トリプタンは、極期の片頭痛にも効きますが、その前に片頭痛の発作に苦しむ方はぜひ私どもの無料相談会にお越しください。

 

片頭痛のメカニズム


頭部の血管が拡張し、炎症を起こして痛みが発生するのが片頭痛ですが、その発生の原因には幾つかの説があります。
一つが頭部の血管が神経伝達物質の過剰により拡張することによって頭痛が起こると考える説です。 もう一つが脳神経の中で最も大きい三叉神経(顔面周辺の感覚をつかさどる)が関与しているという説です。


群発頭痛

群発頭痛も片頭痛と同様に発作的に起こる頭痛です。年に数回から数年に1回くらい激しい頭痛が続きます。(群発)。男性に多く、いつも決まった側に頭痛があらわれます。頭痛の間はじっとしていられず、転げまわる人もいるほどです。片側の目の奥が強烈に痛むのが特徴で、同じ側の目や鼻に涙・鼻水・鼻づまりなどの症状が現れます。発作が起こっている時に飲酒すると必ずといっていいほど頭痛発作が起こります。この頭痛にも当院の自律神経整体療法がをおすすめします。

 

緊張型頭痛

比較的多いタイプの頭痛です。首や肩のこりを伴う事が多く、頭痛は後頭部が中心ですが、頭全体の場合も多いです。ジワーッとした鈍い痛みが長時間続きます。通常、日常生活を遂行する事はできるのが普通です。嘔吐を伴うことはまずありません。


無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって頭から肩にかけての筋肉が緊張し血流が悪くなると、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、これが神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。高すぎる枕が原因の事もあります。また精神的なストレスも頭痛の原因となりえます。

身体的になんら問題がなくても、頭痛が生じたり生じなかったりするのは、精神的ストレスが関係していると考えられます。
精神的に緊張した状態が長期間続くと、脳の痛みを調整する部位が機能不全を起こし頭痛を引き起こしてしまうのです。

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更年期障害

更年期障害とは

更年期とは閉経(45~55歳)前後の数年間をいいます。
加齢に伴う卵巣機能の低下によって、卵巣から分泌される女性ホルモンの量が減り、これが脳の視床下部にある自律神経中枢に影響を及ぼして自律神経失調症を引き起こします。

また、この年代の女性を取り巻く家庭や社会環境の変化からくる心理的ストレスが憂うつや情緒不安定などの精神症状を引き起こします。この自律神経失調症状と精神症状が相互に影響し合って、更年期障害の病状を複雑にしています。調査によると更年期世代(45歳~55歳)の女性の8割が何らかの症状を有しており、そのうちの4割が更年期障害と診断されます。

施術料¥10,000(税込)

東洋医学

東洋医学の捉え方

東洋医学では、女性のからだは七年ごとに変化すると考えています。
7歳で永久歯が生え、14歳で月経が始まる。
21歳で身体が完成し、28歳でピークを迎える。
35歳を機に、身体より精神が成熟するようになり、
42歳から白髪が目立ち始め、49歳で閉経する。

当院では、これらを踏まえ「肝」と「腎」の働きを活性化させることを念頭において治療をします。 全ての身体の変化は、腎の機能が成熟し、衰弱していく過程で起こると考えています。身体の中では、生まれてくるとすぐに生命活動を維持するための基本物質である「精」や「気」「血」「津液」が充実しはじめます。

そして、精神的・肉体的な発育が整う十四歳前後になると、全身を十分に満たしたこれらの基本物質は、あふれるようになります。「脾・胃」でつくられ肝に蓄えられている血も、このころからあふれはじめます。あふれた血は、気血の通り道(経絡)のひとつである、「衝脈」と「任脈」を流れ、子宮(胞宮)を満たすようになります。


施術料¥10,000(税込)